あなたがダイエットのためにしている行動は、もしかしたら逆効果になっているかもしれません。気を付けているのに、なかなか痩せることができないのは、思い込みのダイエット方法に原因があるのかもしれません。正しい生活習慣を身につけて、痩せやすい体を手に入れましょう。

その行動が逆効果？太らないためのポイント

「食生活は野菜を中心に取り入れて、脂肪の多いものは控える」、ダイエット中の食生活といえば、こういったイメージを持っている人が多いのではないでしょうか？　もちろん、野菜を多く取り入れることや、油ものを控えることは大切ですが、これらを実践しているにもかかわらず、全然体重が減らない、太ってしまう……そんな経験ありませんか？　がんばっているのに、なかなか成果を実感できないという人に知ってほしいポイントをご紹介します。

太りやすい人はなにが違う？

あなたのまわりに「痩せの大食い」はいませんか？　世の中には、たくさん食べても太りにくい体質の人もいれば、太りやすい体質の人もいます。その体質の違いはもちろん生まれ持ったものもありますが、努力次第で改善できます。例えば、脂肪を燃焼させやすい体は、筋肉量がカギになっています。筋肉量を増やせば、脂肪が燃焼されやすくなり、太りにくい体になるのです。

運動効率をあげる食習慣で太りにくい体に変身！

運動量を増やせばいいといわれても、筋力トレーニングや運動は苦手という人、忙しくてジムに通えないという人もいます。そういう人は、簡単な運動で筋肉をつくり、運動の効率を上げる食習慣を取り入れることで、体質を改善できます。その方法をご紹介しましょう。

例えば、今までダイエットのために、お肉や卵、乳製品を食べないようにしていた人は、逆にしっかり食べるようにしましょう。お肉や卵、乳製品は良質な脂質とタンパク質を含んでいて、これらは筋肉を作るのに欠かせない成分です。お肉や卵、乳製品と一緒に野菜をしっかり摂取して、ウォーキングやストレッチなど体に負担のかかりにくい運動を継続的に行うと、筋力が付き痩せやすい体を手に入れられます。

また、お総菜などのコンビニやスーパーの出来合いのおかずやお菓子がやめられないという人は、購入する際に、ラベルをしっかり読むようにしましょう。そうすることで、どれぐらいのカロリーか、脂肪分や糖分はどれぐらいかを数値で把握することができるので、食べたいという気持ちを半減させます。

太りやすい人が行っている、間違ったダイエット

太りやすい人は、運動量を増やさずに、食事の量だけを減らしてしまいがちです。食べないことで体重が落せても、継続させることは難しいですし、見た目も健康的ではなく、肌のハリを失ってしまいます。このようなダイエットは、間違ったダイエットといえるでしょう。

ダイエットは、運動量と食事の量とのバランスが大切です。体重が増え続けている人は、食べる量が運動量に比べて多すぎるので、食べる量を減らして、運動量を増やす必要がありますし、体重に変化がない人は、食べる量はそのままに、運動量を増やせば、体重は自然に減少します。

自分の体にちょっとした気遣いで健康的に体質改善！

タンパク質を含み、お肉や卵、乳製品をしっかり摂取することで、少しの運動でも、効率的に筋力を増やすことができ、太りにくい体に改善できるということをおわかりいただけましたか？　また、お菓子やお総菜を買う際には、ラベルを読んで成分を把握すると、食べていいものかどうかをしっかり判断できるようになり、健康的な食生活を手に入れられます。

1. 筋肉を増やして、太りにくい体へ
2. タンパク質を食べて筋力増強
3. ラベルを読んでカロリー、脂肪分、糖分を把握

これらのことを覚えておくと、効率よくダイエットをすることができるので、今まで変化がなかったという人も、きっと効果を実感できるはずです。