脱毛
2015-04-24
脱毛・トータルエステのジェイエステティック
脱毛・ダイエット・スキンケア・メイクなどの美容法・健康法をお届け
脇毛(ワキ毛)やすね毛など現代女性の美意識において必要のない体毛は、ムダ毛と言われています。では、そもそもなぜ人間の体には体毛が生えているのでしょうか? 体毛はよく体の様々な部分を守るために生えているといいますが、守るための毛を処理しても体に影響はないのでしょうか? 普段、何気なく処理している体毛について考えてみませんか。
続きを見る
見た目の印象がダウンするだけでなく、イヤなニオイの元とも言われている「ムダ毛」は、ちょっと困った存在。でもそんなムダ毛にも、ちゃんと生えてくる意味があります。そこで、ムダ毛の役割やその仕組みを紐解いていきましょう。
人間に体毛がある理由は、人間の全身が毛に覆われていた時代にまで遡ります。
理由1)服を着る習慣がなかった時代の「体温維持」
理由2)外界からの刺激を和らげる「クッション」的役割
理由3)モノに触れるとき、肌より先に体毛が触れるため、「感覚器官」としての働き
髪に何かが触れるとなんとなくわかりますよね。それは、その頃の名残なのだそうです。
その後、進化と共に着るようになった服で体を守るようになったことで、体毛で覆われる必要が少なくなったため、限られた部分に生えている体毛が目立つようになったと言われています。ムダ毛と敵対している部位以外だって今でも産毛に覆われていますものね。
では、今私たちの体に生えている毛にはどんな意味があるのでしょうか。鼻毛やまつ毛などは、菌やホコリが体内に入るのを防ぐフィルターの役目を果たしています。でも、服を着て生活している現代人にとって、ワキ毛やすね毛などのムダ毛はいらないように思えませんか? そこで、パーツ別にその役割をみていきましょう。
ワキの皮膚は薄いので、他の部分より毛を集中させて守る必要があったといわれています。また、脇毛(ワキ毛)には腕を動かす時におこる摩擦を軽減する役目や、フェロモンを分泌する役割があるともいわれています。大昔はそれで異性を引き付けていたのかもしれませんね。
指毛やすね毛、腕毛は、人目につきやすい箇所だけに、ムダ毛の中でもちょっと気になりますよね。人間の体には毛穴の他にも汗腺という小さな穴が無数に存在しており、汗をかくことで体温を調節しています。肌を洋服で守る文化がなかった時代、そんな無数の穴が無防備な状態では、すぐに細菌が侵入する恐れがあったため、そういった外からの直接的な刺激や紫外線などから、毛が守ってくれるという効果があったのです。しかし、これから先、さらに進化していくにつれ、指毛、すね毛、腕毛など将来的には産毛だけになっているなんてこともあるかもしれません。
何故、ムダ毛は処理を繰り返してもまた生えてきてしまうのでしょうか? 実は、毛の発生源である毛母細胞は、毛細血管から栄養素を取りこみ、分裂を繰り返して成長し、体毛となります。つまりこの毛母細胞がなくならない限り、ムダ毛は生えてきてしまうのです。
では、体毛はどれぐらいの周期で生えてくるのでしょうか? もちろん個人差はありますが、一度抜けた毛が新しく生えるのには、1日0.2~0.4mm伸び、成長するには約3か月かかります。体毛の場所や気候によって生える周期は若干変わりますが、ムダ毛処理の際はこの周期に合わせて行うのがよいと言われています。
体の一部であるムダ毛にはずっと昔から私たちの体を守るという大切な役割がありました。しかし、現在は空調設備や衣類が充実し、ムダ毛に頼らなくても快適に体調を管理できる環境が出来上がっています。
その流れから、いつも美しくありたいと願う女性の間に体を守ってくれたムダ毛が文字通り「ムダ」という考え方が生まれてきました。
いつもつるすべ肌でいたい! と願う女性の気持ちを叶える脱毛は、これからさらに当然の「身だしなみ」として、これからさらに女性の間で追求されていく文化に繋がっていくのかもしれません。
閉じる
脱毛
2015-04-24
脱毛
2015-06-10